【線の描画がカギとなるパズル】
本作は2D横スクロールのパズルゲーム、舞台は絵本の世界です。
プレイヤーが絵本に描いた線が足場や昇降路、障壁となり、
不思議な世界に迷い込んだ主人公を出口まで導きます。
タテの線を描ける少女
ヨコの線を描ける少年
二人の主人公を切り替え、決められたインク残量に注意しながら
ゴールまでの道筋を探るゲームです。
【加筆で導くストーリー】
プレイヤーが描くのはタテヨコ線だけではありません。
物語の結末までもがその手にゆだねられています。
筆の扱いを誤ると、子供向けの絵本の世界におおよそ似つかわしくない結末を迎えてしまう恐れもあります。
[タテヨコ冒険譚]の詳細
- 頒布形態
- フリーウェア
- カテゴリ
- パズルゲーム・他
- 年齢制限
- 全年齢
- 対応OS
- 10 11
- 制作者
- ArrayCats
- SNS
- X(Twitter)
- 本体サイズ
- 188MB
- Version
- 2.01
- 最終更新日
- 2023年8月17日
- お気に入り
- 票3票
非常によいゲームだった。
自分は極度のビビリでホラーは一切プレイしないため、道中の展開からは音を切って画面の明るさを10%にして遊ばせて頂いたため、中盤以降のサウンドは不明。
特に良かったポイントはヒントの出し方。通常クリアをしたプレイヤーに対してインクが足りないという展開にすることでベストを全ステージで出しなさい……と促しており、世界観を壊さない程度の伝え方が好ましく思える。
?ステージでの”反撃”については興味はあったもののホラー表現が合ったらと思うと怖く、泣く泣くインク壺を倒してクリアしたが、一度クリアしてしまうともう”反撃”は確認できないのが非常に、非常に残念な仕様だった(それとも?ステージをもう一度プレイする方法があったのだろうか)。仕方ないので実況動画を見たが、本当に演出もなくプレイデータを消されており驚いた。
?ステージに関しては右クリックをするのに5秒や3秒とかからなかったな、などと言われ待ったら分岐があるのかも気になるので、ぜひもう一度挑戦させてほしい。
操作はややもっさり気味に感じた。歩きながら視点スクロールが出来ないのがやや不便だが、それが出来ると一瞬で?ステージの答えを見つけてしまうから仕方ないのかなとも思う。
正直、自分がすべてこのゲームを極めているのか疑問であり、作中にて「絵本の人間が外の世界に出たらどうなるのか?」という発言があったが、もしかしたら女の子も外に出るエンディングがあったかもしれない。それができるとすれば恐らく?ステージに条件があるのだろうが、やはりよくわからない。魔女のいるステージ10に条件があるのかとも思ったが特に何もなかった。
あまり攻略情報の多いゲームでもないので、作者様が上手な伝え方で「このゲームはここまでですよ」と示してほしい気は少しした。
スクショのキャラが可愛かったのと童話っぽい雰囲気に惹かれてプレイしました。
全ステージベスト達成したしこれで終わり……だと思います。
全部が全部とにかく雰囲気が最高でした。音楽とか、イラストとか。
ストーリーも「求めていたのはこれだよ!」という感じのお話で、非常に良質でした。悪魔さん好きです。
最後まで「線を一本……」のステージがベストでクリアできなかったのですが、
十回くらいいろんなところに線を引いてみて、「あれこれもしかして」となった瞬間が非常に気持ちよかったです。
最後のオチも「それを使うのか……!」という感じの演出でした。
全体的にクオリティが高い作品なのですが気になった点が一つだけあります。
他に報告がないということは私の環境が悪いのかもしれませんが、ロープを上るため崖とかの端に向かった時、うっかり行き過ぎると落ちてしまうことがあります。(毎回ではなく、同じ場所でもずっと崖に突っ込むように移動するキーを押し続けてもちゃんと止まることと止まらずに転落することがあります)
そのせいで絵本の範囲外まで落ちてしまってリセットせざるを得なくなったり、逆に落ちた場所によっては明らかに大幅にインクを余らせてクリアできてしまいます。もちろん気を張って進めれば転落はしないのですが。
おそらくバグかと思います。
以上です。とても楽しませていただきました。
スクショの雰囲気が良さげだったので遊んでみました。
単純に進む先に線を引けば良いわけではなく、
ステージ2から早速長考
以降は二人の主人公を切り替え、お互いの引けない線を補完していくように進みます。
見た目に反して中々ときごたえのある難易度のパズルゲームでした。
途中ステージで変化球がたまにくることで良いアクセントとなっており、
ベスト回答を目指すことで
一度クリアしたステージも再挑戦する楽しみ方があります。
とても良いパズルでした。
前々からやろうと思ってましたが
某辛口ゲームレビューサイトで興味を持ちプレイ
納得の内容でした。
ストーリーがおまけ程度だと感じる人も多いようですが、
上記レビューサイトで触れられているとおり、
パズルとストーリーのシンクロのような手口が芸術的です。
シナリオパートそのものはたしかに短いテキストですが、
パズルの解が登場人物の心情を雄弁に語ります。
おそらく、「おまけ」と認識している方はベストクリアしてないのかな
プレイ後に実況動画いくつかみてみたけど
そういう人多かったので。
とあるフリーゲームコンテストでも良い評価をもらえてるみたいで
それも納得の出来でした。
絵本の世界を旅するパズルゲームの名にたがわない素敵な雰囲気でした
そして全ステージベストクリアできました!
程よい難易度
グラフィック、音楽、絵本の3dアニメーションなど
あらゆる方面がハイクォリティで驚きました!
素敵なゲームをありがとうございました!